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ビットコインの価格は今後どうなる?予測市場を元に解説します

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暗号通貨の1つであるビットコインBTC)の価格が、2024年3月に1,000万円を突破して大きな話題となりました。その後もビットコインの価格は上昇を続け、2024年12月には日本円建てで過去最高値である「16,605,630円」に達しました。

そこから上昇・下降を繰り返し、2025年3月現在ではおよそ「13,000,000円」前後で推移しています。2009年に誕生した当初のビットコインの価格は、1円以下ですから、そこから15年近くの歳月を経て、およそ1,000万倍になっています。

そんなビットコインですが、今後はどのような見通しがなされているでしょうか。ビットコイン価格に関する最新の市場分析や専門家予測は数多くありますが、今回注目したいのはPolymarket という予測市場の予測です。

この記事では、Polymarket の市場の予測や、その見方・解釈について紹介したいと思います!

この記事のまとめ
  • ビットコインは過去15年間で1円未満から大幅な値上がりを遂げ、近年は1,000万円台~最高値1,660万円台に達した
  • Polymarketの予測市場では、2025年3月末までに特定の価格レンジに達するかどうかが取引され、参加者の意見は多様である
  • 短期的な価格は、世界経済、ETFの承認、金利政策、市場ムードなど複数の要因によって左右される
目次

Polymarket のビットコインの市場予測

ポイント
  • 2025年3月末までにビットコインの「Low」価格が特定の水準に達するかどうかを予測する市場
  • 具体例として、80,000ドル以下となる可能性が59%と示されている
  • 価格レンジは40,000ドルから200,000ドルまで幅広く、市場参加者間で意見が分かれている。
Polymarket
What price will Bitcoin hit by March 31? Polymarket | This market will immediately resolve to "Yes" if any Binance 1 minute candle for Bitcoin (BTCUSDT) between December 12, 2024, 16:00 and March 31...

この市場は、2025年3月31日までにビットコインの価格が特定の水準に達するかどうかに賭けるものです。

具体的には、BinanceのBTCUSDTの1分足チャートで、2025年3月3日14:50(ET)から3月31日23:59(ET)の間に「Low」価格が特定の値段以下になれば「Yes」となり、そうでなければ「No」として解決されます。

出典:Polymarket — Polymarketにおけるビットコインの予測市場

例えば、こちらの画像が意味しているのは、2025年3月3日から3月31日の間に「Low」価格が80,000ドル以下になる予測が立てられ、その可能性は59% と予測されています。

予測される価格レンジは、極端な場合は200,000ドル(確率<1%)から、最低40,000ドル(確率1%)まで幅があります。各価格レンジごとに取引量や確率が示されており、市場の参加者が様々な見解を持って取引しています。

現在の注文板には、まるでビットコインのチャートそのもののように買い・売り両方の注文がリアルタイムで表示され、流動性の状況も確認できます。

Polymarket のコメント

ポイント
  • 市場参加者は、ビットコインの急騰や大幅下落など極端な見解を示している
  • 取引コメントには、ユーモラスなジョークやミーム、政治家への言及が含まれる
  • 注文板にはリアルタイムの買い・売りの注文が表示され、市場の流動性と不確実性が反映されている

Polymakret のwebページのコメントには、以下のようなコメントで溢れています。

期待と懸念の両極端な見解
一部の参加者は、ビットコインが短期間で急騰し、例えば110kドルやそれ以上に到達すると期待する一方、「BTC is going to 0.001」など極端に下落するとの悲観的な意見も見られます。

ユーモアやミームの活用
「Liquid gummy bears」や「buy some yes please at 30 cents」など、取引に対する皮肉やジョークを交えたコメントが散見され、市場の不確実性や激しい動きをユーモラスに表現しています。

政治的・人物的言及
「PLZ MR tRUMP SAVE US ALLLL」など、政治家や有名人物の発言や行動が市場に影響を与えると期待するコメントもあり、トランプ氏への言及がしばしば話題に上がっています。

市場戦略やリスク管理への言及
一部は「leverage traders are going to end up paying for the crypto reserve」といった分析や、リスク回避のための戦略(「buy no on 150k」など)について具体的な意見を述べ、議論が深まっています。

こうしたコメントに注目するのもまた、Polymarket の1つの楽しみかただと言えそうです。

短期的なビットコインの価格は何で決まる?

ポイント
  • 世界経済の影響(インフレと金利政策)が大きな要因となる
  • ETFの承認動向やそれに伴う一時的な売買が価格変動に影響する
  • 市場ムード(強気と恐怖の間の動揺)が、短期的な価格の上下に寄与している

短期的なビットコインの価格は、一般的に次のような要因によって決まるとされています。

ただし、短期的な値動きは突発的な材料などによるものも大きく、詳しいことはわかりません。投資などの行動は各自の判断でお願いします。

世界経済の影響が大きい

ビットコインの短期的な価格は、世界の経済状況に大きく左右されます。特に、インフレ(物価上昇)と金利政策が重要です。

  • インフレが落ち着き、金利が下がると:お金が市場に出回りやすくなり、ビットコインなどの投資も活発になりやすいです
  • インフレが高いままだと:中央銀行が金利を高く維持する可能性が高く、ビットコインにはマイナス要因になります

ETF(上場投資信託)の影響

2023年から大手金融機関がビットコイン関連の新商品(ETF)を申請していました。これが承認されると大きな資金がビットコイン市場に流れ込む可能性があります。

ただし、承認されたらすぐに価格が上がるとは限らず、一時的に下がる「ニュースで売り」という現象も起こりえます。

市場のムード

現在の市場は「極度の恐怖」と「強気」の間で揺れ動いています。2024年後半には価格が大きく上昇し、その後少し調整し、現在は90,000〜100,000ドル前後で推移しています。

この価格帯がしばらく続き、その後どちらかの方向に大きく動く可能性があります。

まとめ:

以上が、Polymarket のビットコインの価格動向に関する市場の見通しと、その予測市場の分析でした。

過去15年でビットコインが大きく値上がりした背景や、2024年~2025年にかけての急激な上昇と調整の動き、そしてPolymarket上で示された各価格レンジに対する市場参加者の見解やコメントを主に紹介してきました。

短期的なビットコインの価格は、世界経済の状況や金利政策、ETFの影響、さらには市場ムードなど多様な要因によって決定されるとされていますが、詳しいことはまだわかりません。

3月12日現在のPolymarket のおおよその予想は80,000ドルあたりを示していますが、こうした予想通りのレンジに収まるのか、それとも何かまた新しい材料が出てくるなどの展開があるのか、今後の値動きに期待が高まりますね。

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